WHITE ALBUM2 closing chapter ネタバレ感想。
物語の核心も構わず全開なので隔離。プレイする気があるなら絶対スルーで。
自分の攻略順は、ノーマル→雪菜→coda雪菜→codaかずさ→codaかずさ別離→千晶→小春→麻理の順。
たぶんサブキャラを先に攻略するのが推奨なんだろうけど、我慢できなかったｗ 雪菜が先なのは単に選択肢の結果。
2週目限定のイベントとかはあるけど、攻略制限はたぶんかかってないかと。*1初プレイでかずさルートも行けるはず。
上の順を見てもわかる通り、closing chapterで雪菜エンドを迎えるとcoda（最終章）が始まるわけですが、
初プレイ時は、雪菜ルート終わったーと思って、
「かずさもニアミスしかしないし、痛さもそこまででもないし、なんか大したことないなー」とか思ってたら、
スタッフロール後にかずさと再会してcodaのOPが流れたとき思わず「丸戸は鬼か！」と叫びそうにｗ
要するに、一度雪菜と結ばれたあとでないとかずさルートへ行けないわけで。
ゲーム的なルート開放じゃなくて、展開そのものとして。ホントに鬼かと。その後も血を吐くような選択肢ばかりだし。
coda以前の「コンサートに行く」の選択肢*2には本当に騙された…というかあの選択選ばせてくれよとｗ
あの時点で再会できちゃうとかずさが全てをぶっちぎって持ってっちゃうのはわかるんだけどさー。
新キャラ3人の中では千晶ルートが一番面白かった。
彼女は3人の中で唯一、第三の女になれたキャラなのかなと思う。
小春ルートも麻理ルートも面白いしそれぞれ魅力的だけど、
春希の過去と雪菜本人に真正面からぶつかって、その上で春希を勝ち取ったのは3人の中で彼女だけなので。
やり方に大いに問題はあるがｗ
贅沢を言うなら、一人くらい過去も雪菜も関係なしに乗り越えるキャラが欲しかったし、小春にそれを期待したけど、まあコンセプトから外れるか。
codaについては、
友人、恩人、恋人全てを捨てて二人だけの幸せを求めるエンドと、
どんなに愛し合っても別れるしかないエンドのかずさと、
全てを手に入れ、全キャラ中唯一の掛け値なしのハッピーエンドを持つ雪菜の対比が印象的。
一見トゥルーエンドっぽいのは雪菜のほうだし、「汚いなさすが雪菜キタナイ」で済ませてもいいんだけどｗ、
NG恋VFBのインタビューで、まだWhiteAlbum2との発表すらされてなかったころの次回作コンセプトが「悲恋」だったことを考えると、
かずさ別離ルートこそが丸戸が本作で一番書きたかったことなのかなという感想。
ただ、結ばれないエンドだけではさすがにあんまりなので、全てを捨てて結ばれるエンドも用意されたんじゃなかろうかと。
なんか熱が冷めてないせいでとっ散らかった感想になったけど、ともあれ最高に面白かった。
寝食忘れてエロゲにのめり込んだのなんていつ以来だかｗ
歌も音楽も凄く良かったんで、アルバムやらサントラやらも欲しいんだけど、だいぶ先なんだよなー。
サントラに至ってはまだ予定もされてないし。
